top of page

地域包括ケアシステムをどう構築するか
~人が人として尊重される医療・介護を支えるには~

詳細:

受講料 6,000円 定員 60名 一般財団法人 住友病院 
7/20(土) 9:00-16:00 

対象:

看護職全般・​介護職全般

講師:

鮫島 輝美 先生  会田 薫子 先生  大坪 よし子 先生  石垣 靖子 先生

研修概要:

いまは正に、多職種協働時代!看護職が他職種との連携や協働のあり方に関する情報収集・課題発見に取り組むことは、今の時代を切り開く上で、必要不可欠といえるでしょう。本研修は、患者さんをかけがえのない一人の人として尊重し、健康の保持増進、病院から退院、退院後の生活が、切れ目なく質の良いものとなるようなシステム構築に主眼を置いたプログラムを提供します。受講された皆様は、明日からどのように行動すればよいか、きっと手がかりを得ることができるでしょう。

   9:00~10:30 鮫島 輝美 先生  住民主体の医療とは ~地元創成看護論から共生看護学へ~

 10:30~12:00 会田 薫子 先生  共同意思決定とACP ~意思決定支援とは~

 13:00~14:30 大坪 よし子 先生 人生最終章の日常に〝生きる本質″をみる

 14:30~16:00 石垣 靖子 先生  今看護の時代 ~地域社会を支える看護職~

講師プロフィール

鮫島 輝美 先生

関西医科大学看護学部 関西医科大学大学院看護研究科 教授
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了、博士(人間・環境学)。専門は、理論看護学、グループ・ダイナミックス。研究テーマは、「病や障害をもっても、住みたいところで住みたいように暮らすために必要な公的支援とはどのようなものか」であり、フィールドワークを中心としたアクションリサーチを行っている。主要著作は、『「生きづらさ」に寄り添う〈支援〉』(単著。ナカニシヤ出版、2018)、K.J.ガーゲン『関係からはじまる』(共訳、ナカニシヤ出版、2020)、K.J.ガーゲン・S.R.ギル『何のためのテスト?』(共訳、ナカニシヤ出版、2023)、K.J.ガーゲン『関係の世界へ 危機に瀕する私達が生きのびる方法』(共訳、ナカニシヤ出版、2023)となっている。

会田 薫子 先生

東京大学 大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座 特任教授
専門は臨床倫理学、臨床死生学、医療社会学。研究分野はエンドオブライフ・ケア、延命治療、高齢者医療とケア、脳死、臓器移植。
東京大学 大学院医学系研究科 健康科学専攻博士課程修了 博士(保険学)。ハーバード大学メディカル・スクール医療倫理プログラム フェロー(フルブライト留学)、東京大学 大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター准教授を経て現職。
主要著書、「ACPの考え方と実践ーエンドオブライフ・ケアの臨床倫理」東京大学出版会(編著、2024)。「臨床倫理の考え方と実践ー医療・ケアチームのための事例検討法」東京大学出版会(共編著、2022)。「長寿社会の医療・ケアーエンドオブライフの論理と倫理」ちくま新書(2019)。「医療・介護のための死生学入門」東京大学出版会(共編著、2017)。「延命医療と臨床倫理:人工呼吸器と胃ろうの医療倫理学」東京大学出版会(2011)など。

大坪 よし子 先生

在宅緩和ケア診療所 大坪医院 看護師
岸和田医師会看護専門学校卒業後、立命館大学経済学部卒業。1988年医療法人 河崎会病院総婦長就任。1994年医療法人永広会 島田病院看護部長就任。老人保健施設の開設準備及び運営に関る。1998年医療法人橘会 横山病院看護部顧問として、医療機能評価機構受審、ヘルパー養成所2級課程の開設、企画運営に携わる。2004年医療法人良秀会 藤井病院を経て、2006年6月より、大坪医院24時間在宅療養支援診療所(2018年から在宅緩和ケア充実診療所)に勤務し現在に至る。2010年~2019年一般財団法人 氏家記念財団設立 法人理事長兼務。
大学でのアシスタント講師、短期大学及び看護専門学校での非常勤講師歴任。専門雑誌、研究会への論文及び講演会講師等多数。

石垣 靖子 先生

北海道医療大学名誉教授
1938年樺太生まれ。北海道大学医学部附属看護学校卒業後、北海道大学医学部附属病院に入職。
同医学部附属看護学校専任講師、同医学附属病院副看護部長などを経て、1986年ホスピスを専門に行う東札幌病院に入職。看護部長、副院長、理事を歴任する。
1992年エイボン女性大賞受賞。主な編著書に、「臨床倫理ベーシックレッスンー身近な事例から倫理的問題を学ぶ」(日本看護協会出版会)「ホスピスの心」(大和書房)などがある。

bottom of page